「病は気から」

- 笑いがもたらす効用 -
 笑いがもたらす効用は、単に精神的なリラックスだけではありません。 お腹の底から大きな声を出して笑う事は、呼吸が深くなり、酸素の供給 が高まり、その結果血液が新鮮になります。同時に血行も良くなり、 心臓への負担が軽くなります。

 また、快い笑いを一定時間続けると副交感神経が活発に働き始め、 免疫力が高まります。消化液の分泌をも促し、健康的に食欲を感じ、 胃や腸は積極的に栄養を吸収しようとする効果も得られます。

 医療の場でも試されている「ユーモアセラピー」
米国では、ガン患者などに「ユーモアセラピー」という療法が行われる ケースが増えており、道化師やコメディアンなどが笑いを提供する集合 療法の事です。
日本においても、リューマチに悩む人々に落語を聞いてもらうという 試みが行われています。その結果、落語を聞く前と後では、血液中の 生体防御を司る物質の含有量などの数値が、平均して正常値に近づ いたという結果が出ている様です。

 笑いが癌に効く、リューマチに効くと言い切る事はできません。しかし 限られた実験の結果、笑いによって痛みを忘れるだけではなく、医療的 な効果が期待できると言えそうです。

 笑いといっても、何が何でも大声で「ワッハッハッハ」と笑わなければ ならない訳ではありません。愉快な気分になれるだけで十分なのです。 夜寝る前に、その日に見聞きした事で楽しかった事を思い出す様にす るだけでもリラックスして免疫力を高める効果が有るとされています。

 一日に一度は意識して自然に笑えるシチュエーションに身を置く事を お勧めいたします。